西軽井沢ペットホテル ドッグハウス・ダディー 
老犬ケア・老犬ホームも併設しております。

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店長の思い

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北軽井沢視察のパート2です。

新規事業候補地を視察して、嬬恋村にある知り合いの『猫カフェ』に寄らせて貰いました。この猫カフェは保護された猫ちゃんの里親さん探しが目的の猫カフェです。同行した友人は大男なのですが、すっかり猫ちゃん達にメロメロになってました。
猫カフェを出た後は『サビーネ・ドッグランカフェ』さんに立ち寄らせて貰いました。このドッグランも以前から興味があったのですが、中々機会に恵まれずに寄れなかった施設です。いきなりの訪問にも快く案内して下さりました。
サビーネさんは訓練士さんなので施設もワンコ達にとって素晴らしいかんきになってました。何しろ敷地が広大なので、小型犬エリアや大型犬エリア、はたまたアジリティーが出来るエリアまで整備されています。自然の中で伸び伸びと走らせたい方にはお勧めしますよ。
さて、実り豊かだった北軽井沢視察。やはり店に閉じこもってばかりは良くないな?と思いました。外の世界も見て回らなければですな。
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雨が上がって晴天になった軽井沢です。青空が眩しくて風か気持ち良いです。

花粉も洗い流されて空気が美味しいです。花粉症の店長には有難い。

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今夜の軽井沢は予報では5℃まで下がるらしいです。

予報で5℃なら実際はもっと下がるんだろうな~。と言う事で薪ストーブに火を入れました。
これでワンコ達もポカポカと寝られる事でしょう。
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01d89537.jpg日も落ちまして暗くなって来ました。今夜は雨の予報ですが、まだ降り出してはいません。最近の花粉で店長は辛い思いをしてまして、少し雨でも降って洗い流して貰わないと・・・。

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生涯預かり老猫のマリちゃんとロビー君、この子達は店長がダディーを始める前の出張サービス時代からのおつきあいです。かれこれ10年以上ですから、長いですね。

昔から飼い主の奥さんにしか慣れない猫達で、店長も見守る形でのお世話でした。

ご飯とトイレの世話をしていて、食べてもいるしトイレもしてあるのですが、量が少ないかな?年老いたせいなのか?昔を知っているだけにこの子達の老いを感じて少し寂しくなりました。

10年
10年って早かったけどずいぶん時代は変わりました。

当時は犬のお散歩代行や猫の世話で仕事になるとは思われて無くて、よく周りの方々から忠告と言うかお説教と言うか言われてました。良い年してぶらぶらとしてないでちゃんと働きなさい。とかね。

老犬の生涯預かりを始めた時も周りからは否定的なご意見を多々いただいてました。

それでもやり続けて新聞やテレビや雑誌にも取り上げて頂き、やっと最近認めて貰え始めたのかな?って感じです。

店長は何も変わってないのですが…。変わってない積もりでしたが、老猫のマリちゃんとロビー君と接すると月日が流れたな~と実感しました。

10年以上前の情熱というか気持ちと言うか、忘れずにこれからも飼い主さん達のご要望に応えられるように頑張ります。

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浅間おろしこ寒風吹き荒ぶ本日、ドッグハウスダディー史上一番の怒涛の1日でした。

飼い主さんご面会、昨日亡くなったワンコの火葬とお見送り。新しいワンコの入所とペットホテルのチェックインとアウト、そしてそれら全てをテレビ取材されてました。

1日にこんなに重なる日は今だかつて無かったのでは?
スタッフと何とかやりきりました。

テレビ取材は今回は『老犬問題』を掘り下げて貰えるとの事で、世の中からの老犬ホームの認知度が上がればな~と思ってます。

長野朝日放送の夕方の報道番組「ABNステーション」で放送予定らしいです。また詳しく決まりましたらお知らせします。

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ここ何日か自力でご飯を食べることが出来なくなっていた柴犬のさくらちゃんが今朝、永眠しました。
昨日は朝ごはんの時にしっかり飲んで、夕ごはんの時もきちんと飲みました。
うんちの時も鳴いて教えていたのに…。
静かに眠るように亡くなっていきました。

去年、お預かりしたさくらちゃんは最初は何をあげても食べてくれず店長やスタッフを困らせてくれました。
お客さまから鶏肉を頂いてあげたこともありました。
その鶏肉がきっかけで食べてくれるようになり、カリカリも食べてくれるようになりました。
最初、慣れるまでは悪戦苦闘しましたが、そのあとは何か要求して鳴いたりもなく本当に手のかからないわんちゃんでした。

顔を触られるのが嫌いで店長やスタッフは最期まで触れることが出来ませんでした。

先日、ご家族の方が面会に来て下さいました。
大好きな飼い主さんに撫でてもらって気持ち良さそう穏やかな顔をしていました。

さくらちゃん
今までありがとう。
外で歩くのと、飼い主さんが大好きなわんちゃんだったね。
そして、ご家族皆さんに愛されたさくらちゃん。
夏にはご家族皆さんで遊びに来てくれたね♪


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先月のFM軽井沢に出演した際の様子です。
思いのほか、ゆっくり喋ってましたね。

いま、思っていることが話せて良かったです。

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8月25日発売の誠文堂新光社 「愛犬の友」9月号に、ダディーの紹介記事が掲載される事になりました。
先日、わざわざ軽井沢まで、編集部の方々が取材に来て下さいました。いろいろと写真を撮って頂き、流石はプロの技、犬をカメラ目線で上手に撮影していきます。店長は感心しきりでした。

週末に掲載予定原稿を見せて頂いたのですが、明るい写真のレイアウトで凄く雰囲気良く出来てました。ダディーの施設もスタッフも、本物以上に見栄え良く撮れてます。

ですが、何かが違う気がして…

店長が記事にして貰いたかったのはダディーを紹介する事よりも、世間一般から見た【老犬ホーム】のイメージを変えたい。
どちらかと言うと問題提起をしてみたい、と言う気持ちが強いのです。

最近はテレビ等でも取り上げられて、かなり浸透してきた【老犬ホーム】ですが、ネットの書き込み等を見ると、まだまだ有料の犬捨て施設というイメージで捉えている人が多いのです。

確かに飼い主さんが愛犬を介護して、最後まで看取る事が出来れば、それが最良だと思います。
しかし、人生ってなかなか思い通りに進むこともままならず、そんな時の最後の受け皿になるのが【老犬ホーム】だと思っています。

その最後の受け皿に預け入れる事で周りからバッシングされたら…
そう考えると、それまで頑張って面倒をみてきた飼い主さんがあまりに可哀想ではないですか?

店長が子供の頃の「老人ホーム」のイメージが、今の【老犬ホーム】のイメージと同じでした。
「老人ホーム」にお年寄りを入れると、「あそこの家は自分で面倒見ないで施設にいれた。薄情だ」などと、世間から陰口を叩かれてました。

でも時代は変わり、今では「老人ホーム」は無くては成らない存在です。
【老犬ホーム】も同じだと思ってます。

犬は最後まで看取るべき!
それはその通りです。しかし、事情により出来ない飼い主さんも現実にはたくさんいらっしゃいます。
そんな飼い主さんが肩身の狭い思いをしなくて済む、そんな世の中になれば良いなと思います。

バッシングするのは簡単です。
しかし、介護が24時間必要な犬を抱え、でも生活の為には仕事に行かなければならない。
そんな時はどうすれば良いですか?いや、私はやり遂げたって人も居るでしょう。

でも考えてみて下さい。
その人は愛犬を看取ることのできる、仕事をしないで生活してゆける、幸せな環境で恵まれていたのだと思いますよ。
全てが自分の力だけで成し遂げられたのでは無いのでは?と、店長は思っています。

長文になりましたが、老犬を預けることへの偏見の無い世の中になれば良いなと思っています。

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最近、お客様から老犬ホームの問い合わせが増えてきました。
マスコミからの取材問い合わせもちょこちょこと有り、その対応もさせてもらっています。

テレビ取材は、企画内容をお聞きして、対応出来ないな~?と思う事が度々です。

テレビ取材的には、寝たきりで、か弱い老犬が一生懸命生きてるってシーンを撮りたいようなんですね。
しかも、飼い主さんとの久しぶりの対面シーンとか要求されるんですが、なかなか先方の日程に合わせて面会などありませんし、弱々しい老犬が居る訳でも無いので、お断りした次第です。

そもそも、ダディーに来た当初は弱っていた老犬が、何故か元気になってパワフルになることが多いのです。

例えば、ダックスチャコ君
三年近く前から居るのですが、来た当初はレバーの様な血を吐いたり、血便が出たりと、長くもたない子かなと思っていました。

飼い主さんのご意向で、痛がったり苦しんだりしなければ、過度の治療はしないで、との事でした。様子見をしておりました。
しかし、来所してからは痛がることもなく、ダディーで他のワンコ達とのびのびと過ごしいると、徐々に元気になり、体調も良好で食欲も旺盛になりました。

そして、柴タロー君。
入所時は脳梗塞からの認知症で、寝たきり少し手前でした。
認知症の夜鳴きが酷く、店長も最初の3日は睡眠不足に。
昼間は犬用の歩行器を付けて、好きに過ごしてもらいました。

すると、夜中に熟睡のできる通常の生活状態に戻り、あまり歩けなかったタロー君が今ではスタスタと軽やかに歩いてます。

入所して回復してくれることは、とても嬉しいです。
ダディーの環境も、良い方向に作用しているのでしょうね。

群れで生きる習性のワンコ達。
他のワンコとの触れ合いで、本能的に活性化しているのかなと思っています。

老犬ホームの新入生はもちろん、ペットホテルでは毎日、入れ替わり立ち替わり新しいワンコが訪れます。
その度に、新しい匂い、鳴き声に触発されて、老犬たちの生きようとする力が出るのかなと感じています。

店長が、前店舗で生涯預かりを始めた当初、全国でも老犬を預かる施設は数えるくらいでした。
しかし今では、結構な数がヒットしてビックリ!
全国にたくさん出来たようです。

お問い合わせのお客様に、このようなことを聞かれます。

「預けるには、どういう施設が良いのでしょうか?」

お客様が望んでいることが何なのか分からないので、
一概には言えませんが、ポイントは以下だとお教えしています。

ホームページなどをよく見て、
実際に施設を見学させてもらって、
ワンコ達が暮らす環境を確認する。

老犬になると、下の垂れ流しは当たり前になります。
ある程度の匂いは仕方ないのですが、目に染みる様な匂いがある施設では、下の世話を疎かにしてる証拠ですね。

また、見学させてくれない所は最初から論外です。
お客様に、見せられない管理をしているのでしょう。

切羽詰まった状態で、今日からでも預かって欲しい、
というお客様もいらっしゃいます。

しかし、老犬ホーム側としましても、お客様のこともワンコのことも分からない、また、施設のことも理解していただいたうえでないと、お預かりすることは難しいのです。

そうなる前に、
気になる施設を見学して回るのも良いかと思いますよ。
ダディーもご見学大歓迎ですので、是非いらして下さいね。

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