8月25日発売の誠文堂新光社 「愛犬の友」9月号に、ダディーの紹介記事が掲載される事になりました。
先日、わざわざ軽井沢まで、編集部の方々が取材に来て下さいました。いろいろと写真を撮って頂き、流石はプロの技、犬をカメラ目線で上手に撮影していきます。店長は感心しきりでした。
週末に掲載予定原稿を見せて頂いたのですが、明るい写真のレイアウトで凄く雰囲気良く出来てました。ダディーの施設もスタッフも、本物以上に見栄え良く撮れてます。
ですが、何かが違う気がして…
店長が記事にして貰いたかったのはダディーを紹介する事よりも、世間一般から見た【老犬ホーム】のイメージを変えたい。
どちらかと言うと問題提起をしてみたい、と言う気持ちが強いのです。
最近はテレビ等でも取り上げられて、かなり浸透してきた【老犬ホーム】ですが、ネットの書き込み等を見ると、まだまだ有料の犬捨て施設というイメージで捉えている人が多いのです。
確かに飼い主さんが愛犬を介護して、最後まで看取る事が出来れば、それが最良だと思います。
しかし、人生ってなかなか思い通りに進むこともままならず、そんな時の最後の受け皿になるのが【老犬ホーム】だと思っています。
その最後の受け皿に預け入れる事で周りからバッシングされたら…
そう考えると、それまで頑張って面倒をみてきた飼い主さんがあまりに可哀想ではないですか?
店長が子供の頃の「老人ホーム」のイメージが、今の【老犬ホーム】のイメージと同じでした。
「老人ホーム」にお年寄りを入れると、「あそこの家は自分で面倒見ないで施設にいれた。薄情だ」などと、世間から陰口を叩かれてました。
でも時代は変わり、今では「老人ホーム」は無くては成らない存在です。
【老犬ホーム】も同じだと思ってます。
犬は最後まで看取るべき!
それはその通りです。しかし、事情により出来ない飼い主さんも現実にはたくさんいらっしゃいます。
そんな飼い主さんが肩身の狭い思いをしなくて済む、そんな世の中になれば良いなと思います。
バッシングするのは簡単です。
しかし、介護が24時間必要な犬を抱え、でも生活の為には仕事に行かなければならない。
そんな時はどうすれば良いですか?いや、私はやり遂げたって人も居るでしょう。
でも考えてみて下さい。
その人は愛犬を看取ることのできる、仕事をしないで生活してゆける、幸せな環境で恵まれていたのだと思いますよ。
全てが自分の力だけで成し遂げられたのでは無いのでは?と、店長は思っています。
長文になりましたが、老犬を預けることへの偏見の無い世の中になれば良いなと思っています。