老犬介護をするなかで、悩みの種の一つがトイレ。
たとえ可愛い愛犬であっても粗相やトイレの介助に悪戦苦闘している方も多いのではないでしょうか?
ここでは、そんな老犬を介護するなかで知っておきたいトイレのコツを伝授!
愛犬が上手くトイレをできなくなってしまった人は、ぜひ参考にしてください。
老犬介護のトイレのコツ
老犬を介護する際に問題となるトイレ。
そのトイレの問題を少しでも解消できるよう、いくつかコツを紹介します。
1.トイレしやすい環境を作ってあげる
愛犬がふだんトイレをするタイミングをチェックしておきましょう。
いつもトイレをする時間になったら、犬をトイレに連れて行ってあげるだけでも、粗相の回数を減らせるかもしれません。
また、水分摂取量やおしっこの回数などに変化が生じた場合、病気にかかっている可能性もあります。
早めに気づいてあげるためにも、ふだんから愛犬の排せつ行為をよく観察しておきましょう。
トイレの場所を増やしてあげるのも一つの方法です。
いつも寝ている場所の近くなどにつくってあげたら、愛犬もトイレに行きやすくなるかもしれません。
またトイレまでの道程に、すべり止めマットやスロープを設置してあげると、足腰の弱った愛犬でもトイレまでスムーズに行きやすくなります。
2.オムツをはかせるのも一つの手
どうしてもワンちゃんの排せつが難しい場合、オムツを利用するのも一つの方法です。
市販のペット用でもいいし、人間用のオムツにしっぽのための穴を空けて使用することも可能です。
オムツを着けさせる場合は、身体にフィットするものを選びましょう。
おしっこの量が多いときなどは、別売りのパットで調整することもできます。
オムツをはかせる場合、肛門周りの毛などをカットしといてあげましょう。
そうすると、ケアもしやすくなり、お尻周りを清潔に保てます。
オムツやマナーベルトを着けていても、外れてしまったりゆるんでしまったりすることもあるので、同時にトイレシーツを使用することがおすすめです。
3.失敗しても叱らない
老犬の場合、身体や脳の機能の衰えや病気などによって粗相の回数が増えてしまいます。
そのため、万が一失敗してしまっても、叱らないことが大切です。
叱ると、飼い主におびえるようになってしまい、我慢したり、隠れてトイレをしたりするようになってしまいます。
我慢しすぎると膀胱炎などのトラブルを引き起こす可能性もあるので、根気強く教えてあげることが大切です。
また失敗して身体を汚してしまったときは、素早く水洗いしてキレイにしてあげましょう。
ただ、老犬は洗われることも体の負担になり体力を消耗します。清潔にすることは大切なのですが、なるべく洗う頻度を少なくして、ドライシャンプーやウェットのおしりふき等を活用してみてください。
愛犬がトイレしやすい環境を整えよう
老犬のトイレのコツについてお伝えしました。
犬も人間同様、年を取ると認知機能や筋力がどんどん衰えます。
おしっこをもらしてしまう回数が増えてしまうのも仕方がないです。
しかし家中そこかしこで粗相されてしまっては、たまったものではありませんよね。
そのため、トイレをしやすい環境を整えたり、時にはオムツを利用したりして、トイレの失敗を減らしてあげましょう。
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